最近問題になっている「揺さぶられっ子症候群」をご存知
でしょうか?
これは頭蓋内の血管の損傷による出血によって食欲が
なくなったり吐いたりするもので、病状もさまざま。
軽いもので視力障害などの五感に関わるもの。重いもので
は知的障害、発達障害などの後遺症が出たり、死に至ること
もあります。
原因としては、赤ん坊の首の筋肉が発達していないうちに
揺さぶる事により、まだ隙間の多い頭蓋骨内で脳が揺さぶ
られ、脳が頭蓋骨に当たって傷が付く為です。
虐待によるものも多いのですが、「高い高い」や普段の揺さ
ぶりからこの障害になる事も多く、現在はどの程度の揺さぶり
なら問題が起きないのか、医療関係者は研究を進めています。
ところで、脳への障害といえば、別に赤ん坊だけに関係の
ある事ではありません。 現在蔓延している薬物中毒について
も、脳に関係する事柄です。
覚醒剤やLSD、大麻にヘロイン、エンジェルダスト。
いくら
でも挙げる事ができますが、これも脳への障害が大きいという
事を知らねばなりません
たまに「お前の頭は幼稚園児か」のようなからかいの言葉が
出る事がありますが、薬物の乱用によっては脳が萎縮し、約一
年半で15歳の少年が80代の脳になった例もあります。
幼稚園児なら成長も出来ようものですが、80代では死を
待つのみ。
視力を低下させ、記憶力や判断能力も極度に低下させた
少年。 彼にはもうやり直しは効きません。
薬物は脳に直接ダメージを与えるから脅威となっているので
あって、好奇心やダイエットの為にするなど、は愚の骨頂です。
70%以上の中毒者が、最初は好奇心で始めるようですが、
別に俺はその人達を阿呆だとは思いません。
むしろ「阿呆に
なりたいんだな」と思います。
キツめの文章でしたが、少しでも恐怖を感じてくれたなら
幸いです。
ちなみに揺さぶられっ子症候群の、『どこまでなら揺さぶって
大丈夫か』という実験ですが、赤ん坊を模した人形を、中年男性
が「HEY BABY!OH BABY!!」と叫びながら揺さぶる様
が、とても狂ってました。
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